中国、いまだ「金ゼロ」 22年北京五輪危ぶむ声も 

ショートトラック女子3000メートルリレー決勝で失格となり、ぼうぜんとした表情を見せる中国チーム=20日、韓国・江陵(共同)

 【平昌共同】2022年の北京冬季五輪の開催国である中国が、平昌五輪で「金メダルゼロ」の異例の事態に陥っている。前回ソチ大会では金3個を含むメダル9個を獲得、日中韓でメダル数はトップだったが、今大会は金メダルで韓国と日本に差をつけられており、4年後を危ぶむ声も上がる。

 中国の21日正午時点の総メダル数は銀5個、銅2個。優勝候補と期待されていたフィギュアスケート・ペアやエアリアル男子は僅差で銀に終わり、「お家芸」と自負するスピードスケート・ショートトラックでは失格が相次いだ。予選で五輪新記録を出した女子3000メートルリレーは決勝で失格となった。


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