JR東労組でストの可能性 「運行に支障なし」 

 JR東日本の最大労組、JR東労組は21日までに、ストライキなどの争議行為を行う可能性があると厚生労働省に通知した。通知によると、3月2日以降、東京都内や千葉県内で実施される可能性があるが、「列車の運行に支障を来すことはない」としている。実施されれば、同労組として1987年の国鉄民営化後で初めてとなる。

 JR東労組は春闘で、全組合員一律定額のベースアップ(ベア)を求めている。争議行為は千葉県の我孫子運輸区や東京都の上野運転区、東京新幹線車両センターなどが対象。

 JR東労組によると、今年1月時点の組合員数は約4万7千人で、組織率は8割を超える。


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