ユニークな事典が異例100万部 児童書「ざんねんないきもの」 

「ざんねんないきもの事典」シリーズ

 動物の進化をユニークな視点で紹介する児童書「ざんねんないきもの事典」(今泉忠明さん監修)の発行部数が、100万部を突破したことが20日、分かった。児童書では異例のミリオンセラーとなった。

 同書は、高橋書店(東京)が2016年5月に刊行。哺乳類や爬虫類、昆虫などの動物について、人間の目から見て「残念」な特徴をユーモラスなイラストとともに解説している。幅広い世代に読まれ、大手取次会社の日本出版販売の集計で、昨年の本のベストセラー2位に入った。

 版元によると、続編「続 ざんねんないきもの事典」も合わせると、累計で計約164万部。5月に第3弾の刊行を予定。


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