高校生がオバマ氏の長崎訪問訴え 元平和大使ハワイ入り 

戦艦アリゾナの記念館で黙とうをささげる野瀬舞伽さん(左)と安野伊万里さん=19日、米ハワイ(共同)

 【ホノルル共同】核兵器廃絶を目指して国連機関に毎年署名を提出している「高校生平和大使」を経験した長崎の女子高生ら2人が19日朝、米ハワイ・ホノルルに到着した。24日まで滞在。オバマ前米大統領の長崎訪問実現のため、ハワイで暮らすオバマ氏の親族に呼び掛けるほか、同世代との交流を通じて反核への思いを伝える。

 2人は長崎県の私立活水高3年の野瀬舞伽さん(18)と、2016年に大使を務めた県立長崎東高3年の安野伊万里さん(18)。安野さんは「オバマさんに長崎へ来てもらうため(親族に)働き掛けたい」と力強く話した。オバマ氏の母校も訪れる。


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