米戦闘機が燃料タンク投棄、青森 エンジン火災で湖に、けが人なし 

米軍のF16戦闘機=2017年8月15日、青森県の三沢基地

 20日午前8時40分ごろ、青森県の三沢基地を離陸した直後の米空軍F16戦闘機にエンジン火災が発生、同機は基地近くにある小川原湖(同県東北町)に燃料タンク2個を投棄した。同機は離陸の3分後に三沢基地に引き返して着陸した。米軍から連絡があり、小野寺五典防衛相が閣議後の記者会見で明らかにした。東北防衛局三沢防衛事務所によると、けが人や被害は確認されていない。

 小川原湖の地元漁師によると、燃料タンクとみられる物体は、シジミ漁をしていた船から約400メートルの距離に落下。付近では4、5隻が操業し、15メートルほどの水しぶきが上がった。


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