詐欺容疑でアレフ信者逮捕、京都 目的偽り賃貸契約 

京都市南区の「アレフ」の関連施設から押収物を運び出す捜査員=19日午後

 オウム真理教から改称した「アレフ」の活動で使うマンションの部屋を、居住用と偽り賃貸契約を結んだとして、京都府警は19日、詐欺の疑いで、信者の職業不詳西川典子容疑者(55)=東京都杉並区=を逮捕した。

 逮捕容疑は2015年3月、自身が住むと偽り、京都市南区のマンションの賃貸契約を不動産会社と結んだ疑い。

 府警によると、西川容疑者は出家信者だった。「黙秘します」と話している。アレフに関係する乗用車がマンションに出入りしていたことが確認されたという。府警は19日、京都市南区などのアレフの関連施設など5カ所を家宅捜索し、契約書類など約60点を押収した。


  • LINEで送る