2018年2月19日 20:43 | 無料公開
ジョカン寺=2011年8月
【北京共同】中国チベット自治区ラサ中心部のチベット仏教寺院ジョカン寺で17日に起きた火災について、当局は19日までに出火原因や被害状況の詳細を公表していない。米政府系放送局のラジオ自由アジアは報道規制が敷かれている可能性があると指摘した。ジョカン寺は歴代ダライ・ラマの宮殿だったポタラ宮などと共に世界遺産に登録されている。
国営通信、新華社などは、火災発生後間もなく鎮火し死傷者はおらず、周辺の秩序は保たれていると短く報道。出火の経緯などは伝えていない。
ジョカン寺の僧侶には中国政府が敵視するチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の支持者が多いとされる。