ロシアの教会で銃撃、5人死亡 「イスラム国」が声明 

ロシア南部ダゲスタン共和国のキズリャルで、襲撃された教会に花を手向ける人たち=19日(タス=共同)

 【ウラジオストク共同】ロシア南部ダゲスタン共和国の都市キズリャルで18日、武装した男がロシア正教の教会を銃撃し、信者の女性5人が死亡、複数の負傷者が出た。男は逃走したが、警察官との銃撃戦の末、射殺された。ロシア通信が報じた。ロイター通信によると、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。

 ダゲスタンは独立紛争で揺れたチェチェン共和国に隣接している。イスラム教徒が多く、かつては過激派の活動も盛んだった。ロシアの治安当局が大規模な掃討作戦を実行したこともある。

 ロシアメディアによると、男は22歳の地元住民。礼拝を終えた信者に向かって次々と発砲した。


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