2018年2月19日 09:39 | 無料公開
ミュンヘン安全保障会議で発言するポーランドのモラウィエツキ首相=17日、ドイツ南部ミュンヘン(ロイター=共同)
【ミュンヘン共同】ポーランドのモラウィエツキ首相が18日までに、ナチス・ドイツによる第2次大戦中のホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)に協力したユダヤ人もいたとの趣旨の発言をして、イスラエルの反発を招いている。
ポーランドではナチス・ドイツの強制収容所跡について、メディアや政治家が「ポーランドの強制収容所」などと簡略化した表現を用いることを禁じる法律が成立。公の場で事実に反し、ポーランドや同国の国民をナチスの犯罪の共犯として扱うことも禁じている。