スウェーデンが市民権を付与 イランで死刑判決の科学者に 

 【ロンドン共同】スウェーデン外務省は17日、スパイ行為を行ったとしてイランで死刑判決を受けたスウェーデンのカロリンスカ研究所に所属する科学者アハマドレザ・ジャラリ氏に同国の市民権を付与したことを明らかにした。ロイター通信などが伝えた。

 ジャラリ氏はイラン生まれで、2016年4月に同国へ出張中に拘束され、イランの核科学者を暗殺するための情報をイスラエルに提供したとして翌年死刑判決を受けた。イラン最高裁は昨年12月に判決を支持。イラン検察当局はジャラリ氏がスパイ行為を認めたとしていた。


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