お年玉もキャッシュレス、中国 約7億人アプリ利用 

通信アプリ「微信」の「紅包」を送る機能の画面=17日、中国・上海(共同)

 【上海共同】お年玉もキャッシュレスで―。中国のIT大手、騰訊控股(テンセント)は17日までに、春節(旧正月)の大みそかに当たる15日に同社の通信アプリ「微信(ウェイシン)」を使い「紅包」と呼ばれる中国のお年玉を送った利用者が6億8800万人に上ったと発表した。

 スマートフォンを使った決済サービスが中国では普及、社会のキャッシュレス化が急速に進んでおり、伝統的習慣にも変化をもたらした格好だ。微信は中国を中心に利用者が約10億人いる。

 中国では家族や親戚以外にも、友人や同僚らの間で紅包をやりとりする習慣がある。


  • LINEで送る