羽生が連覇、宇野は銀 日本選手団「金」1号 

 【平昌共同】平昌冬季五輪第9日の17日、フィギュアスケート男子で羽生結弦(23)=ANA=が優勝し、66年ぶりの2連覇を達成した。初出場の宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=も2位になり、フィギュアで初めて複数の日本選手が同時に表彰台に立った。

 羽生は今大会の日本選手団の金メダル第1号で、日本の冬季五輪の「金」は通算11個となった。

 羽生は初出場の2014年ソチ五輪でフィギュア日本男子初の金メダルを獲得した。世界選手権を14、17年に制し、グランプリ・ファイナルは16年まで4連覇。ショートプログラム、フリー、合計の歴代最高得点を何度も塗り替え、世界をリードしてきた。昨年11月に右足首を痛めた影響で平昌五輪出場が危ぶまれたが、ピンチを乗り越え、再び栄冠に輝いた。


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