自民、質問時間5対9提案 立憲民主は拒否 

 自民党の森山裕国対委員長は23日、立憲民主党の辻元清美国対委員長と電話会談し、衆院予算委員会での与野党の質問時間割合に関し、昨年の特別国会の実績である「与党5対野党9」を基準にしたいと提案した。辻元氏は2対8を主張して拒否、折り合わなかった。

 これを受け、予算委は河村建夫委員長の職権で、24日に理事懇談会を開く日程を決めた。森山氏は記者会見で、2017年度補正予算の早期成立を目指し、26日の衆院予算委で趣旨説明を行いたい考えを示した。

 衆院予算委の質問時間は与野党で2対8が慣例だったが、昨年の特別国会で自民が配分を増やすよう求め、最終的に5対9となった。


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