2018年1月23日 18:23 | 無料公開
女性記者へのわいせつ行為が問題化した前町長の辞職に伴う岩手県岩泉町長選が23日告示され、前副町長の中居健一氏(63)以外に届け出がなく、無投票で初当選した。わいせつ問題で低下した町政の信頼回復と、2016年の台風10号被害からの復興が課題となる。 中居氏は今月16日まで副町長を務めていた。当選後、記者団に「台風被害への対応が第一優先。復旧・復興を進めることで、町民の信頼を回復したい」と話した。 伊達勝身前町長(74)は、昨年10月の早朝に岩手日報社の記者が泊まっていた町内のホテルの部屋を訪れ、抱きつくなどしたとして同社から抗議を受けた。