大雪で3人死亡400人超けが 総務省消防庁が被害まとめ 

 総務省消防庁は23日、関東甲信を中心とした22日からの大雪被害状況をまとめた。同庁の発表などによると、宮城県大河原町や山形県真室川町で除雪作業をしていた60~70代の男性3人が死亡したほか、除雪作業中に転倒するなどし、8県で計189人が重軽傷を負った。東京消防庁が搬送したけが人306人を合わせると、計495人が負傷した。

 消防庁によると、大河原町の70代の男性は雪かきから戻らず、周辺を捜したところ心肺停止の状態で見つかり、死亡が確認された。山形県警によると、真室川町の自宅周辺で除雪をしていた男性(64)が死亡した。


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