中央大の次期学長、4月再選挙へ 選任案否決で 

 中央大(東京都八王子市)の理事会が次期学長の選任案を否決した問題で、中大は21日、臨時理事会を開き、4月22日に再選挙を行うことを決めた。

 中大によると、酒井正三郎学長(67)の任期満了に伴い、昨年10月1日、教職員による学長選挙を実施。元学長で大学院法務研究科の福原紀彦教授(63)が当選人となった。しかし、同月末の評議員会が選任案を否決、学校法人の最高議決機関である理事会も否決した。

 福原氏は、中大付属中学で合格ラインを下回った受験生を不正に合格させた問題が起きた2012年当時に総長兼学長を務めていた。


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