ラグビー元豪州代表を釈放 強盗致傷容疑、処分保留 

 東京地検立川支部は19日までに、強盗致傷容疑で警視庁府中署に逮捕されたラグビー元オーストラリア代表でトップリーグのサントリーに所属するジョージ・スミス選手(37)を処分保留で釈放した。今後は在宅で捜査する。釈放は18日付。

 スミス選手は昨年12月31日、東京都府中市の路上でタクシー料金約1万円を払わず逃走し、追い掛けてきた男性運転手(58)の顔や胸などを殴り、けがをさせたとして現行犯逮捕された。

 府中署によると、スミス選手は当時酒を飲んでおり、逮捕時の署の調べに「酔っぱらっていて覚えていない」と容疑を否認していた。


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