子宮頸がんワクチンのパンフ公開 厚労省、接種対象者に情報提供 

 厚生労働省は18日、子宮頸がんワクチンの安全性や有効性に関する最新状況をまとめたパンフレットを同省のウェブサイトに公開した。自治体や日本医師会などを通じ、接種を検討する人や医療関係者に情報提供する。

 厚労省は「ワクチンの効果や一定のリスクを知った上で、接種するかどうかをそれぞれが判断してほしい」としている。国民の理解を促した上で、勧奨再開の是非を判断したい考え。

 パンフは子どもと保護者向け2種類と、医療関係者向けの計3種類を作成。ワクチンが子宮頸がんを予防する仕組みや、接種で10万人当たり144~209人ががんによる死亡を回避できるとの試算を紹介した。


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