警察庁長官「世界一安全な国に」 就任会見 

警察庁長官に就任し、記者会見する栗生俊一氏=18日午後、警察庁

 警察庁長官に18日付で就任した栗生俊一氏が同日、庁舎内で記者会見し「重責に身の引き締まる思い。世界一安全な国を目指して継続して努力をしていきたい」と抱負を語った。

 栗生氏は「警察庁の役割は警察の現場を支えることにある。現場が国民のために仕事をしやすいよう努める」と力説。喫緊の課題としては、国際テロや交通死亡事故対策、特殊詐欺などを幅広く挙げた。

 開催まで3年を切った東京五輪・パラリンピックについては「安全で円滑な開催のためには、テロ対策、サイバー攻撃対策をいっそう強化することが必要」と述べ、国内外の関係機関と協力していく考えを示した。


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