長崎県知事選が告示 現新2人が届け出 

 任期満了に伴う長崎県知事選が18日告示され、いずれも無所属で、3選を目指す現職中村法道氏(67)=自民、公明推薦=と、共産党県委員会書記長の新人原口敏彦氏(56)=共産推薦=の2人が立候補を届け出た。来月4日に投開票される。

 2期8年にわたる中村氏の県政運営が主な争点。中村氏は九州新幹線長崎ルートの全線フル規格化や、航空機、ロボット、IoT(モノのインターネット)関連産業の育成、誘致に力を注ぐ姿勢をアピールする。

 原口氏は大型事業を見直し、子育てや福祉優先の予算に切り替えると主張。国営諫早湾干拓事業の排水門の開門を訴える。


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