阪神大震災、「経験つなぐ」誓い 「3・11」発生時刻にも黙とう 

 6434人が亡くなった阪神大震災から23年となった17日、兵庫県内各地では小雨の中、午後も追悼行事が続いた。東日本大震災の被災者も訪れ、神戸から東北へ黙とう。市民らは風化にめげず、被災経験をつないでいこうと誓い合った。

 竹灯籠が「1995 伝 1・17」と並べられた神戸市の追悼の集いでは、市民らが阪神大震災の発生時刻から12時間後の午後5時46分にも、目を閉じて犠牲者を悼んだ。

 神戸市の阪神大震災を伝える施設「人と防災未来センター」近くには、東日本大震災の発生日に合わせ「3・11」の形に竹灯籠が並べられた。発生時刻の午後2時46分に参加者が黙とうした。


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