町幹部研修の半分は観光地 公費で酒も、福井・おおい 

 福井県おおい町が昨年10月、青森県の原子力関連施設を視察するため幹部職員ら計20人を派遣した2泊3日の研修で、日程の半分が恐山などの観光地だったほか、食事代や酒代を公費から支出していたことが16日、町への取材で分かった。同町に立地する関西電力大飯原発の社員が同行し、現地のバス代の一部を負担していたという。同町は職員らに飲食代を負担させる方針。

 町によると、研修は二つの日程に分け平日に実施し、副町長と教育長や、ほぼ全ての課長が参加した。3日間の昼食と初日の夕食と酒代を含め、職員1人当たり約12万円を公費で賄った。


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