木造船近くで発見の男性は溺死 金沢市の海岸に漂着 

 金沢市の海岸に漂着し、中から7遺体が見つかった木造船の近くで10日に発見された身元不明の男性遺体の死因は溺死とみられることが16日までに分かった。石川県警は船内の7人も船が転覆したことによる溺死の可能性があるとみて、司法解剖して詳しく調べる。

 金沢西署によると、男性は船から約15メートル離れた砂浜で見つかった。頭の一部が白骨化しており、司法解剖の結果、昨年9月ごろに溺死したとみられることが分かった。

 一方、10日午前に見つかった木造船は転覆した状態で、船には北朝鮮の故金日成主席らが描かれたバッジや漁網のようなものがあった。


  • LINEで送る