NHK、5年連続の黒字予算 東京五輪・パラに重点配分 

 NHKは16日、2018年度の予算と事業計画を発表した。事業収入は過去最高となる17年度比0・7%増の7168億円、事業支出は1・5%増の7128億円で、5年連続の黒字予算となった。

 事業収入の大半を占める受信料収入は契約件数増により1・5%増の6995億円を見込んだ。

 事業支出は、12月1日に本放送を開始する超高精細の4K・8K放送やインターネットサービスの充実、20年の東京五輪・パラリンピックに向けた取り組みなどに重点的に配分する。

 収入と支出の差額である事業収支差金は40億円で、全額を4K・8K関連などの設備投資に充てる。


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