東証続伸、バブル後最高値 円高一服、時価総額最大に 

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 16日の東京株式市場は、最近の円高ドル安傾向が一服したことを好感した買い注文が優勢となり、日経平均株価(225種)は続伸した。終値は前日比236円93銭高の2万3951円81銭。終値としてバブル経済崩壊後の最高値を更新し、1991年11月以来、約26年2カ月ぶりの高値を付けた。

 一時2万4000円に近づき、取引時間中としてもバブル経済崩壊後の最高値を付けた。市場規模を示す東京証券取引所第1部の時価総額は701兆円超となり、過去最大を更新した。

 東証株価指数は10・35ポイント高の1894・25で、終値として91年6月以来、約26年7カ月ぶりの高値だった。


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