柏崎刈羽原発27日にも正式合格 東電、規制委審査に補正書提出 

 東京電力は18日、原子力規制委員会の再稼働審査に事実上、合格した柏崎刈羽原発6、7号機について、重大事故対策に関する部分を追加した審査申請の補正書を規制委に提出した。規制委は早ければ27日にも定例会合で議論し、合格証に当たる審査書を正式決定する見通し。ただ、新潟県の米山隆一知事は、再稼働に同意するかどうかの判断に「少なくとも3~4年かかる」としており、早期の再稼働は難しい状況だ。

 6、7号機の審査を巡っては、福島第1原発事故を起こした東電の事業者としての適格性が焦点になった。東電は「廃炉をやり抜くことや安全文化の確立」などを記した決意文を提出した。


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