トランプ氏側近「中国の属国」 歴代米政権を批判、東京で講演 

東京都内で講演するバノン氏=17日午後

 トランプ米大統領の側近とされるバノン前首席戦略官兼上級顧問が17日、東京都内で講演し、米国民が中国の経済拡張の犠牲になるのを許してきたと歴代米政権を批判し「米国は属国」のようになってしまったと述べた。

 18日にトランプ氏が公表する予定の包括的な安保政策文書「国家安全保障戦略」はこうした現状を根本的に転換するための指針になるだろうと強調した。

 講演に先立つ記者会見では、同文書作成に「政権が9カ月間取り組んできた」と説明し「北朝鮮の行動に一義的な責任があるのは中国だと記されると思う」とも語った。


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