災害時の子ども安否、迅速に親へ 都が学校向けハンドブック作成 

 地震などの大規模災害発生時に、学校が在校中の児童生徒の安否確認を円滑にできるよう、東京都がハンドブックを作成した。子どもの安否を確実に把握し、離れた場所にいる保護者に迅速に伝えるためで、都によると、都道府県がこうしたハンドブックを作成するのは初めてとみられる。

 都のホームページでも公開しており、担当者は「全国でも活用してもらえれば」としている。

 ハンドブックには、授業中や登下校時などの場面に応じ、事前に決めておくことや安否確認手順、保護者への連絡方法を掲載。担当者名を書き込み、やるべきことをチェックリストで確かめられるよう工夫した。


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