亀裂の新幹線台車を撤去 名古屋駅に停車 

 博多発東京行き新幹線の台車に亀裂が見つかった問題で、JR東海は16日未明、亀裂の入った13号車の台車を名古屋駅の14番線から撤去した。16両編成のうち1~12号車などが停車したままになっているが、17日以降に移動させ14番線の使用を再開する予定。

 JR東海などによると、クレーンで13号車の客室部分をつり上げて台車を交換。別のクレーンで亀裂のある台車を高架下に降ろしてトラックに載せ、博多総合車両所へ向かった。車両を所有するJR西日本が運輸安全委員会の指示の下、原因を調査する。14~16号車は既に名古屋市内の車両所に移動させた。


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