後部座席でのベルト着用36% 事故時の致死率は3倍以上の差 

 警察庁と日本自動車連盟(JAF)が自動車のシートベルト着用率を調べたところ、一般道路を走行する車の後部座席では36・4%だったことが、16日までに分かった。2008年に着用が義務化されて10年近くたったが、95%以上の運転席や助手席に比べ、依然として低い実態が改めて明らかになった。

 警察庁の分析では、後部座席でシートベルトを着用していない場合、事故に遭った際の致死率は着用していた場合の3倍以上となっている。

 調査は10月1~10日に一般道路の777カ所、高速道路や自動車専用道路の104カ所で、目視によって実施した。


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