米軍ヘリ窓落下にも抗議、沖縄 オスプレイ大破1年で集会 

オスプレイ撤去を求める抗議集会に参加した米国の退役軍人(左)と握手する女性=15日午後、沖縄県名護市

 米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の輸送機オスプレイが名護市沿岸部に不時着、大破した事故から1年が経過したことを受け、オスプレイ撤去を求める集会が15日、名護市で開かれた。登壇者からは、13日に小学校運動場にCH53E大型輸送ヘリコプターの窓が落下した事故に抗議する声も相次ぎ、同飛行場閉鎖や海兵隊撤退を求める決議を採択した。

 主催は普天間飛行場の県外移設を求める政党や団体でつくる「オール沖縄会議」。同飛行場の名護市辺野古移設に反対する稲嶺進名護市長や、沖縄県選出の共産、社民両党などの国会議員を含む約3千人(主催者発表)が参加した。


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