犬猫、親離れ時期影響「限定的」 問題行動との関係、環境省調査 

ペットショップの子犬や子猫=5日、東京都港区

 環境省が設置した検討会は15日、幼い犬や猫をペットショップで販売するために親離れをさせる時期と、将来のかみ癖など問題行動との関係を調べたところ「影響は限定的だった」との結果を明らかにした。

 環境省はこれまで、動物愛護法で49日となっている繁殖業者からペットショップへの引き渡し禁止期間を、欧米並みの56日に延長すべきかどうかを検討してきた。2013年度から犬4033匹、猫1194匹の飼い主へのアンケートを実施し「散歩中に見知らぬ大人が近づいてきた」など、いろいろな状況で、追い掛けたりほえたりする度合いを尋ねた。


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