医師数が31万9千人で最多更新 45都道府県で増加、厚労省調査 

 2016年末時点の医師の総数は31万9480人で過去最多だったことが14日、厚生労働省が発表した「医師・歯科医師・薬剤師調査」で分かった。調査は2年ごとに実施され、前回比で2・7%(8275人)の増加。9人減の山形、4人減の山口を除く45都道府県で増加した。

 人口10万人当たりの医療機関で従事する医師数の全国平均は、6・5人増の240・1人。都道府県別では、最も多い徳島(315・9人)と、最も少ない埼玉(160・1人)では約2倍の開きがあった。

 平均以下となったのは22道県で、大きく下回ったところは東北、関東に集中。医師数の西高東低の状態が続いている。


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