米、ソマリアで自動車爆弾を空爆 「首都の脅威排除」 

 【ワシントン共同】米アフリカ軍司令部は12日、米軍がソマリアで国際テロ組織アルカイダ系の過激派アルシャバーブの自動車爆弾を空爆し、「首都モガディシオの市民に差し迫っていた脅威を排除した」と発表した。

 モガディシオでは10月に中心部で爆弾テロが発生し、500人超が死亡。ソマリア史上最悪のテロとなった。アルシャバーブの犯行とみられており、米軍は対策を強化している。

 空爆は、ソマリア政府と調整して現地時間の今月12日にモガディシオの南西65キロの地点で実施した。アルシャバーブの戦闘員を殺害したかは明らかにしていない。


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