山城議長「沖縄の決意を弾圧」 5カ月間勾留で安倍政権批判 

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設などへの抗議活動中に逮捕され、約5カ月間、勾留された沖縄平和運動センターの山城博治議長(65)を支援する集会が12日、国会内で開かれた。山城議長は、自らが傷害罪などに問われ公判が続く状況を「沖縄県民の決意に向けられた安倍政権による弾圧だ」と批判した。

 山城議長は1時間以上に及ぶ講演で逮捕までの経緯や警察による取り調べの様子を紹介。公判で検察側が「反省していない」「再犯の可能性が高い」と指摘したことを取り上げ、「沖縄に向かう政権の姿勢と一緒だ」と批判。「正義はこちらにある」と訴えると、拍手が湧き起こった。


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