いじめ根絶・自殺防止の団体設立 遺族らが仙台に支援センター 

 いじめを訴えて自殺した子を持つ山形県や仙台市の遺族らが25日、いじめの根絶に向けて啓発活動などを行う団体「東北いじめ総合支援センター」を仙台市に設立した。

 4月にいじめを訴えて自殺した同市立折立中2年の男子生徒=当時(13)=の遺族を、同じくいじめを苦にして命を絶った同市立中1年の男子生徒=同(12)=の父親らが支援したのがきっかけとなり立ち上がった。

 専門家と連携し、いじめに悩む子どもや保護者の相談を受けるほか、遺族への支援活動も行う。

 仙台市で開かれた設立総会には、支援に参加する遺族らが出席した。


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