点滴チューブ外れ失血死、岐阜 県立病院に入院の70代女性 

 岐阜県立多治見病院で今年4月、入院していた70代女性の点滴チューブが接続部分で外れ、女性が失血死していたことが25日、病院への取材で分かった。多治見署は業務上過失致死の疑いもあるとみて捜査している。

 病院によると、看護師が4月11日午後6時20分ごろ、点滴を実施。午後8時ごろ、心電図モニターで異常に気付き、病室で確認したところ、点滴チューブが接続部分で外れて出血、女性は心肺停止の状態だった。司法解剖の結果、失血死と分かった。

 病院は日本医療安全調査機構に医療事故として報告。5月に医療事故調査会を設置し、来年1月までに原因や再発防止策をまとめるとしている。


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