ユーグレナ、航空会社に出資 ミドリムシ燃料導入目指す 

 バイオベンチャーの「ユーグレナ」(東京)が長崎空港と離島を結ぶ航空会社「オリエンタルエアブリッジ(ORC)」(長崎県大村市)に出資する方向で調整していることが24日、分かった。ミドリムシを使ったバイオジェット燃料飛行を2020年までに目指しており、ORCの機材にも導入を図る見通し。29日にユーグレナの出雲充社長らが長崎県庁で記者会見して詳細を発表する。

 ユーグレナは18年3月末までに出資する計画で、航空会社への出資は初めて。開発中のバイオジェット燃料に関しては大手航空会社も導入を検討しており、コスト削減が進めば地方路線の維持につながる可能性もある。


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