中間貯蔵施設、18年に計画地点 大飯再稼働、福井県知事同意へ 

 関西電力の岩根茂樹社長は23日、福井県内に持つ原発の使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設について「2018年には具体的な計画地点を示す」との方針を明らかにした。福井県庁で行われた西川一誠知事との会談で述べた。

 岩根社長はこの日、大飯原発3、4号機(同県おおい町)の再稼働に理解を求めるため西川知事を訪問。知事は再稼働への同意に当たり、関電が20年ごろに福井県外に立地地点を確定させるとしている同施設の計画の具体化を求めていた。

 西川知事は、大飯3、4号機の安全対策も含めて「さまざまな努力をされたと理解する」と応じた。近く再稼働に同意するとみられる。


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