首相、円滑な天皇陛下退位へ決意 皇太子即位にも「最善尽くす」 

 安倍晋三首相は22日の参院本会議で、天皇陛下の退位や皇太子さまの新天皇への即位について「政府として、つつがなく行われるように最善を尽くす」と決意を示した。退位日決定の前提となる12月1日の皇室会議に関し「特例法の施行日に関して十分に議論、意見をいただけるものと考えている」と語った。政府は皇室会議を踏まえ、退位日を定める政令を5日にも閣議決定する方向だ。

 政府内では2019年4月30日の退位、5月1日の即位、改元案が有力となっている。

 これまで「3月31日退位、4月1日即位」案も検討したが、4月の統一地方選などと重なり、静かな環境が確保できないと判断。


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