2017年11月21日 22:03 | 無料公開
噴煙が上がるアグン山=21日、インドネシア・バリ島(AP=共同)
【ジャカルタ共同】インドネシア火山地質災害対策局は21日、バリ島東部アグン山(標高3千メートル超)の山頂から灰色の噴煙が上がっているのを確認し、小規模な噴火が起きたと明らかにした。被害は確認されていない。アグン山の噴火は1963~64年以来で、約半世紀ぶり。
噴煙は山頂から約700メートルの高さまで上った。同局幹部は「小規模で、爆発的噴火ではない」と述べた。周辺住民に落ち着いて行動するよう呼び掛けるとともに、山頂から6~7・5キロに設定されている立ち入り禁止区域内に入らないよう改めて求めた。