米軍、辺野古弾薬庫を再開発 普天間移設で「新任務」に対応か 

米軍普天間飛行場の移設先に隣接する辺野古弾薬庫(上)=14日、沖縄県名護市辺野古(小型無人機から)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先キャンプ・シュワブ北側に隣接する米軍辺野古弾薬庫(名護市辺野古)について、米海兵隊が「大規模な土木工事」を伴う再開発を計画していたことが21日、海兵隊による2014年作成の内部文書で分かった。辺野古移設を前提とした「新たな任務」への対応が目的。計画は5年ごとの更新で、現在も維持されているとみられる。

 海兵隊施設である同弾薬庫の詳しい実態は不明で、琉球大の我部政明教授(国際政治)によると、再開発計画が明らかになるのは初めて。普天間飛行場移設後を見据えた周辺の基地機能の再編・強化が目的の可能性がある。


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