パラオ沖に転覆漁船、7人不明 那覇漁協所属のマグロはえ縄 

パラオ沖で転覆しているのが見つかった那覇市の第1漁徳丸=21日午前(第11管区海上保安本部提供)

 第11管区海上保安本部(那覇)によると、21日午前9時ごろ、パラオ沖の西南西約410キロの海上で、遭難信号を発し20日から連絡が取れなくなった那覇地区漁業協同組合所属のマグロはえ縄漁船「第1漁徳丸」(19トン、7人乗り組み)が転覆しているのを捜索していた別の船が発見した。日本人2人を含む7人の安否は不明。漁船などが周辺を捜索している。

 11管本部によると、第1漁徳丸には23~62歳の日本人やインドネシア人計7人が乗っていた。漁船は1日に那覇市の泊港を出港。20日午後4時半ごろ、パラオ沖の約370キロの海上で遭難信号を発したと海上保安庁に連絡が入った。


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