オフィス家具で運動効果、健康に 揺れる椅子などメーカー投入 

 座面が揺れて運動効果がある椅子や、立ったり座ったりするのに合わせて電動で高さを変えられる机など、健康増進や疲れにくさをうたったオフィス家具を各メーカーが投入している。政府が掲げる働き方改革や、社員の健康を経営指標に取り入れる企業の増加を商機につなげる狙いだ。

 コクヨの椅子「ing(イング)」は、座面が体の動きに合わせて前後と左右に自然と揺れる構造。4時間座って仕事をすれば、1・5キロメートル歩いたのと同じカロリーが消費できるという。

 岡村製作所は、2015年に発売した机の天板が電動で上下する「Swift(スイフト)」の品ぞろえを充実させている。


  • LINEで送る