2017年11月20日 15:46 | 無料公開
「ワンデーインターンシップ」として多くの企業が学生向けに実施している就業体験の取り組みについて、日本私立大学連盟は２０日、「『就業体験』とは名ばかりで会社見学や企業説明会の内容のものが多い。学生に無用の混乱と負担を招いている」として、呼称変更するよう提言すると発表した。提言は２１日付。 提言では「『ワンデーインターンシップ』を学生のエントリー促進や囲い込みの手段とするなど、企業側が実質的に採用選考過程としている」と指摘。選考が本格化する前に実施されるケースは、会社説明会を大学３年３月解禁、面接を大学４年６月解禁としている経団連の指針に反すると主張した。
