小池都知事、喫煙厚労省案を批判 「やる気あるのか」 

 東京都の小池百合子知事は17日、受動喫煙対策を強化する健康増進法改正を巡り、厚生労働省が店舗面積150平方メートル以下の飲食店での喫煙を認める新たな案を自民党と調整していることについて、「何もしないと言っているのに等しい。本当にやる気があるのかと問いたい」と批判した。シンガポール出張から帰国後、羽田空港で報道陣の取材に応じた。

 小池氏は「1桁間違いではないかと驚いた」と、昨年厚労省が示した当初案の「30平方メートル以下」から大幅に後退した内容を皮肉った。その上で「国としての姿勢が甘いものだとお知らせになったと受け止めている」と述べた。


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