米国務長官アフガン訪問 平和実現へ協力確認 

 【イスラマバード共同】ティラーソン米国務長官は23日、予告なしにアフガニスタンを訪れ、首都カブール北方のバグラム米空軍基地でガニ大統領らと会談した。地元メディアによると、両者はアフガンの平和や安定を実現するために両国の協力を再確認した。

 8月にトランプ政権が米軍の駐留延長を含むアフガン新戦略を表明して以来、ティラーソン氏の訪問は初。新戦略の詳細を説明したとみられる。

 アフガンに先立ちサウジアラビアなど中東を訪れたティラーソン氏は今後、パキスタンやインドも訪問予定で、首脳らとアフガン問題や進出する中国への対応も含めた南アジア情勢などについて意見を交わす。


  • LINEで送る