神鋼アルミ、九州新幹線にも使用 「耐久性問題なし」 

 JR九州は23日、神戸製鋼所が性能データを改ざんしたアルミ製品が、九州新幹線の車両「800系」や、山陽新幹線に乗り入れる「N700系」の台車部分に使われていたと明らかにした。耐久性に問題はないとして、運行を継続している。

 車両メーカー側の調査で、台車を構成する「軸箱」などの部品の強度が要求していた基準に達していないことが判明。

 ただJR九州は、破損せず安全に運行を続けられる条件は満たしているとして、部品交換などの対応を取るかどうかは「現時点で決めていない」としている。


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