リンゴ3万個で浮世絵、弘前城 「香りも楽しんで」 

青森県の弘前城で展示されている、約3万個のリンゴで制作された巨大な浮世絵=20日

 リンゴの生産量日本一を誇る青森県弘前市は、約3万個のリンゴを使った巨大な浮世絵を弘前城で展示している。29日までで、夜はライトアップされる。市の担当者は「遠くから見るのはもちろん、近くで香りも楽しんでほしい」と話している。

 開催中の「弘前城菊と紅葉まつり」に合わせて市民らが制作。弘前城天守の脇に設置した縦約17メートル、横約9メートルの台座に赤や黄など5色のリンゴを並べ、東洲斎写楽の浮世絵「三世大谷鬼次の奴江戸兵衛」を表現した。展示後はジュースに加工し、ふるさと納税の返礼品などに活用する予定。

 展示は午前9時~午後9時まで。


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