米、PC預け荷物の禁止要請 「電池過熱で爆発」 

 【ニューヨーク共同】米連邦航空局(FAA)が国連の専門機関、国際民間航空機関(ICAO、本部カナダ)に対し、ノートパソコンのような電子機器を預け荷物にすることを禁止するよう働き掛けていることが分かった。AP通信が20日までに伝えた。

 FAAは、充電式のリチウムイオン電池が過熱し、近くにスプレー缶などがあれば爆発する可能性があると説明。実験で確認しており、極めて危険だと警告している。

 スプレー缶は現在、路線によっては預け入れが可能。FAAの要請を実現するにはICAO加盟国の承認が必要で、カナダ・モントリオールで開催中の会議の議題となっている。


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